「学校の部活動に係る活動方針」

愛媛県立野村高等学校

　スポーツ庁が策定した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」 、文化庁が策定した「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」 及び「愛媛県の運動部活動の在り方に関する方針」に則り、本校部活動の在り方に関する方針を以下のように定める。

１　基本方針
　部活動は、学校教育の一環として実施する教育活動であり、生徒にとって豊かな学校生活を経験する有意義な活動である。 全教職員の共通理解の下、生徒のバランスのとれた生活と、 心身の健全な成長を図 り 、生涯にわたって豊かな ライフスタイル を築くための礎をつくる。

２　適切な運営のための体制整備
　（１）部活動顧問は、年間の活動計画 並びに活動実績を作成する。
　（２）年間の活動計画及び活動実績を生徒・保護者に公表する。（ 管理職による部活動の観察や部活動顧問との面談を定期的に実施し、生徒が安全に 部 活動を行い、顧問の負担が過度にならないよう、適宜指導・是正を行う。

３　合理的でかつ効率的・効果的な部活動の推進
　（１）事故の未然防止のため、施設設備の点検を定期的に実施する。 また熱中症予防の観点から気象庁等の情報に十分留意し、気温・湿度など環境条件に配慮した活動を行う。
　（２）体罰・ハラスメント等の根絶を徹底する。
　（３）効率的・効果的・安全な練習計画 を設定し、自主的・自発的に活動できる生徒を育成する。
　（４）各部顧問及び生徒に対して、事故発生時等の初期対応、連絡体制の周知を徹底し、心肺蘇生法・ AED 使用に関する研修を実施する。

４　適切な休養日等の設定適切な休養日等の設定
　（１）年間平均で、週当たり２日程度の休養日を設ける。《平日は１日、土曜日及び日曜日（以下「週末」という。）は、年間平均として１日程度を休養日とする。週末に大会・練習試合等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。》
　（２）長期休業中における休養日の設定は、生徒が十分な休養を取ることができるとともに、多様な活動を行うことができるよう、１週間程度の休養期間（シーズンオフ）を設ける。
　（３）１日の活動時間は年間を通して平均、平日２時間程度、部活動終了時刻は19時までとし、19時30分完全下校とする。原則休業日は３時間程度を原則とする。とする。（練習試合等特別な場合を除く。）
　（４）考査発表後及び考査期間中は、部活動を原則として停止する。ただし、部活動顧問が「練習許可願」を提出し可願」を提出し校長が許可した場合については放課後１時間程度、休業日は２時間程度の活動ができる。
　（５）練習場及び部室の使用は、放課後又は始業前とする。
　（６）自然災害等の被害防止も含め、生徒の安全に配慮して活動の中止や活動時間の変更など、柔軟に対応する。

５　生徒のニーズを踏まえた生徒のニーズを踏まえた部活動部活動環境の整備環境の整備
　（１）多様な生徒のニーズに応えるため、社会体育等で継続的に活動している生徒が各種大会等への参加を希望する場合、その活動状況を考慮し、参加ができるよう顧問を配置する。
　（２）部員数等の問題により、満足な活動ができない場合には、学校の実情や地域の要望、生徒の多様なニーズ等を踏まえ、部の再編や合同部活動等の積極的な運用を図る。