畜産科には、4つの班があります。それぞれの班の活動の様子は画像をクリックして見ることができます。
○ 家畜の飼育技術を学びたい君へ
家畜(動物)と触れ合うことのできる愛媛県唯一の学科であり、県下全域から入学します。将来の農業のスペシャリストとしての基礎・基本を「わかる」、「できる」ことをモットーに実験・実習を通してじっくりと養っていきます。生命を育む本学科では、生徒一人ひとりが、生きることの「尊さ」「感動」「歓び」を何よりも大切にしています。本校では、平成10年度に牛舎、鶏舎、堆肥舎などを改築しました。全国の農業高校や地域のモデルになる最新の施設設備が整備され、高度な技術を学ぶことができます。
1:酪農(乳牛)部門 2:養豚部門 3:養鶏部門 4:栽培部門
○ 北海道で酪農をしてみたい君へ
酪農がしたくて、県下各地から入学してくる先輩たちがいる。北海道で酪農をする夢の実現のために、北海道の酪農家で研修をしている先輩や中四国酪農大学校や県立農業大学校で頑張っている先輩達もいる。
○ 小さな動物の飼い方を学びたい君へ
鶏舎にはさまざまな鳥類の他に、ウサギ、ヤギなどが飼われている。これらの小動物を研究対象にした次のような科目が設けられ、本格的に飼育の仕方や調教の仕方についても学ぶことができます。
「生物活用」(2年生週2時間) 「畜産(小中家畜専攻)」(3年生・選択・週4時間)
「総合実習」(2年生週2時間。3年生週3時間)
○ 人工授精師など職業資格を多く取りたい君へ
多くの乳牛や和牛は人工授精によって生まれることを知っていますか。人工授精師の取得が可能なのは、県内高校では本校だけです。そのほか、受精卵移植、小型建設機械、ワープロ技能、情報処理技術、危険物取扱者などの資格も取得可能。
○ 教育課程・シラバス
教育課程 2024年教育課程表
畜産科の取り組み
・ 地域ファームステイ
1年生の夏休みに地域の農家で5日間ファームステイを行ないます。農家にとって作業は様々で、野菜などの収穫から肉牛の管理、乳牛の管理などを体験させていただきました。
農家でしか体験できないことも多く、私たちにとってとても良い経験ができます。
・ 搾乳体験
地域の小学生や幼稚園児を対象に、本校の生徒が搾乳方法を教える搾乳体験を行なっています。子供たちも最初は怖がっていますが、慣れてくると何回も搾乳をしてくれます。毎日給食に出ている牛乳が、どのようにできているのかを知ることができ、家畜への感謝の気持ちを持ってもらえると思います。
・ 移動動物園
地域のイベントやお祭りなどに、学校で飼育しているうさぎなどを連れて行き、参加された方に動物たちとふれあってもらう活動をしています。
・ 体験カルチャー教室
私たち高校生が小学生に野菜の栽培を教える農業体験を行なっています。小学生たちは、カルチャー教室を楽しみにしてくれており、元気に参加してくれます。高校生にとっても小学生と交流することは、いい経験になります。
・ 奉仕活動
本校では、県道沿いの花壇の整備を行なっています。この活動は、平成元年から地域の美化のためにと先輩方が始められました。草引きをしたり、学校で栽培したマリーゴールドや葉牡丹などを植えています。
先輩方が今まで続けてこられた、この活動をこれからも続けていきたいと思います。
・ 共進会への参加
共進会は、畜産科の生徒が和牛・乳牛を連れて出場し、順位を競う大会です。共進会は、全国で行われており、各学校や農家の人達が一位を獲ろうとし、頑張っています。日本の勧業博覧会と同じく明治政府が決めた勧業政策です。1880年代頃を中心に、政府・地方官庁が優秀な農工産物を一般的に出品させて展示し、生産技術の向上と交流を行いました。共進会は、競進会とも書きます。
・ 営農講演会
農業の専門知識を学びます。
・愛ぼかし
愛ぼかしは、一袋(700g) 100円 大袋(10kg) 1000円で販売しております。 ※えひめAIは非売品です
◎ 愛ぼかしの作り方