乙亥大相撲の思い出

2023年11月10日 17時00分
一口日記

4年ぶりにいつもの姿の乙亥大相撲が帰ってくる。

西日本豪雨災害やコロナ禍を乗り越えて

開催される今回の乙亥大相撲は、

例年以上に盛り上がることだろう。

通算11年間勤めた大和田小学校は

相撲がとても盛んな学校だった。

毎年のように乙亥大相撲で団体優勝し、

地域全体が盛り上がった。

けんと」と「だいすけ」が

いたときの大和田小学校は最強だった。

小学校の団体戦は1チーム5人の対抗戦で行われる。

小学生なのに70kg以上もあるこの2人が

確実に2勝するので、

残り3人のうち誰かが

1勝すればよいことになる。

つまり、楽勝だった。

個人戦でもこの2人は

学年が違うので2学年で優勝できた。

けんと」と「だいすけ」は

野村高校に進学した。

上杉先生をはじめ相撲部の先生方の

指導を受けてさらに力をつけ

インターハイや国体で大活躍し

愛媛県立野村高等学校の名を

全国に知らしめた。

もう一つの思い出・・・・・

畜産試験場に勤めていた

Oさんが子どもたちに

相撲の稽古をつけるためため、

時々来てくださった。

ところが子どもたちは

Oさんの指導をかなり嫌がった。

当時はその理由がわからなかった。

Oさんの指導は手荒なことはせず

大きな声を出すこともなかった。

練習後には子どもたちに、

いつも焼き肉をごちそうしてくださった。

それなのに何故???

先日、大人になった教え子が

嫌った理由を教えてくれた。

小柄だが全身筋肉のOさんに

ぶつかると岩(巌)のように堅く、

とても痛くて泣きそうだったからとのこと。

Oさんの名前を音読みすると

ガンちゃん

この人の愛称である。

なるほど、そうだったのか。

 牛舎 搾乳作業員 仲木弘幸

  西予市のイベント情報より

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  テレビ愛媛での報道より

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