ALTから学んだこと

2024年10月15日 14時26分
一口日記

野村高校は今年8月に新しくALTを迎えました。

野村高校常駐ということで、6月、7月、そして来日を経て今日にいたるまで、彼女が野村に住む準備を進めてきました。なかなか大変でしたよ。

英語科教員である私は、彼女と行動をともにすることも多く、彼女の人柄を感じることができています。 

彼女は、だれかと関わったら、必ず”Thank you”を言います。

Thank you for helping me. (手伝ってくれてありがとうございます。)

Thank you for your kindness. (親切にしてくれてありがとうございます。)

Thank you for doing together. (一緒にやってくれてありがとうございます。)など。

彼女がThank youを伝える人は、校内だけではありません。

一緒にいる私は、街中での親切な素振りや配慮を彼女に伝えます。

「今、あの人は、あなた(ALT)のために、これを渡してくれたよ。」

「あなたのために、譲ってくれたよ。」

「あなたのために、教えてくれたよ。」など。

彼女は言います。

「日本に来て、私に親切じゃなかった人はいない。」

私は一つ学びました。

人に対して、いつも笑顔で、いつも感謝の気持ちを持っていれば、周囲は自分に親切でいてくれる。いや、人の親切をちゃんと理解できれば、感謝の気持ちを持てる、のか。

この、「鶏と卵、どっちが先か理論」みたいに、人の親切と感謝の気持ちはどっちが先とかないかもしれない。

私は彼女のすばらしさを彼女自身にも伝えるようにしています。

追伸 この一口日記の内容を彼女に伝えた上で、掲載しています。英語科 兵頭