冬到来

2020年12月4日 18時54分
一口日記

日増しに寒さが厳しくなるこの時期、

早朝の牛舎での作業は辛くなりますが、

嫌いではありません。

Q:寒い季節が嫌いではない理由は?

A:マラソンや駅伝の季節が始まるから。

コロナ禍の今シーズンはどうなるかはわかりませんが、

例年だと、日曜日を中心に、

各地でマラソン大会や駅伝大会が行われます。

大きな大会だとテレビで放映されます。

それを見るのが大好きです。

特に正月三が日は

元日:ニューイヤー駅伝

2日:箱根駅伝往路

3日:箱根駅伝復路、と

連日5時間以上テレビの前に座っています。

実は、むかし走っていました。

忘れられないマラソン大会があります。

平成10年、39歳で走った第36回愛媛マラソンです。

レース中、腹の調子が悪くなり

コンビニのトイレに駆け込みました。

おかげで、2分ほどタイムロス。

なんとかゴールにたどり着き、しばらくすると、

女性の部1位の選手がゴールインしました。

松山大学の学生で初マラソンとのこと。

彼女の優勝タイムは2時間54分47秒でした。

女性で初マラソン、サブスリーとはなかなかやるなと思いました。

しかし・・・、

大学卒業後、彼女は、実業団に入り、

オリンピックに2回出場し、

世界陸上で金、銀、銅のメダルを取り、

世界トップクラスの選手になろうとは・・・。

そのときは想像もしていませんでした。

そうです・・・。

その女子大生の名前は土佐礼子。

土佐礼子とマラソン大会で一緒に走り、

10分ほど早くゴールしたことがある。

これは、ちょっとした自慢です。

10月28日、本校では校内マラソン大会が行われました。

生徒たちは頑張って走りました。

彼らの中から土佐礼子のような世界的に注目されるマラソンランナーが

生まれるといいなと思いました。

牛舎 仲木