人間万事塞翁が馬

2021年3月15日 13時57分
一口日記

 コロナで始まった2020年度。いきなりの緊急事態宣言で学校が1ケ月余りも休校になり、この先どうなるのだろうかと暗澹たる思いでいたが、「目の前のことを一生懸命取り組むしかないな。」と思ったことを思い出す。生徒達にとっては、部活動の集大成ともいうべき総体も開催中止となり、さぞ無念であったと思う。しかし3年生は、気持ちを切り替え、進路に向けて素早く取り掛かった。これは、クラス担任や学年団の意識が高かったせいでもあろう。その頑張りが実を結び、進学面においては、難関大学をはじめ国公立大学に11名の生徒が合格することができた。就職面においてもコロナでどうなることかと気を揉むことが多かったが、ふたを開けてみれば、ほぼ希望通りの就職となった。気持ちの切り替え、頭の切り替えがいかに大切かということを改めて教えて頂いたような感じがする。今年1年進路課長として充実した1年にしていただいたような気がします。皆さん本当にありがとうございました。   人間万事塞翁が馬

                                                         進路課長 永井 浩之