ランドナー
2021年11月30日 17時21分オミクロン株の猛威が心配だ。
コロナ禍の収束にはまだまだ時間がかかりそうな状況である。
できるだけ早く、安心して
どこにでも旅行できる日々が戻ってくることを強く願う。
さて、学生時代、長期休業中に
自転車旅行するのが趣味だった。
野宿したり無人駅に泊まったりして
自分の脚で旅するのが楽しかった。
3年前、市内の小学校を定年退職したとき、
3人の息子とその妻たち、
そして私の妻の7名がお金を出し合って
ランドナーをプレゼントしてくれた。
ランドナーは旅行用自転車の一種で、
タイヤが太く、多くの荷物を積むことができ、
悪路にも対応している。
ロードバイクのように速く走ることはできないが、
乗車姿勢が窮屈でなく
長距離を移動するのには適している。
また、分解し専用のバックに仕舞うことにより、
鉄道やバス、飛行機に乗せることもできる。
つまり、新千歳空港まで空路で移動し、
現地で自転車を組み立てて、
北の大地を自転車旅行することも可能ということだ。
退職前、次男が私に仕事を辞めたら
何がしたいかと聞いたことがあった。
そのとき、百姓と自転車旅行と答えたが、
それがこの退職祝いに繋がったようだ。
百姓になる夢についてはこれまでの
教職員一口日記にて報告したとおりである。
さて、このプレゼントは涙が出るほどうれしかったが
使用したのは1度だけ。
しまなみ海道往復2泊3日の小旅行のときのみだ。
何故なら、コロナ禍の影響だ。
コロナ禍が収まったら、あちこち行ってみたい。
妻もついて行きたいと言うが、
自分には電動アシスト付きを用意してくれと
わがままを言っている。
還暦を過ぎ、さすがに1日200km走ることはできないし、
ちゃんとしたところに泊まりたい。
無理せず1日50kmをめどにホテルに泊まり、
おいしいものを食べて旅してみたい。
今から待ち遠しい。
牛舎 仲木