家庭科?美術! 花布(はなぎれ)編んでます
2020年11月19日 18時59分3年生絵画の授業の製本、2冊目です。
今回は花布(はなぎれ)を自分でつくります。
キャラコを細く切って、細い麻ひもを接着したものに、絹糸で編んでいきます。
ミルクとシルクの町 野村町ではないですが、
花布は絹糸(シルク)が一番。艶が全然違います。
各自、自分の本の出来上がりをイメージして糸の色を選びます。
今回は2色、それぞれ針に通して麻ひもをくるむように縫っていきます。
糸がねじれたり緩んだり、隙間ができてしまうと仕上がりが悪くなるので、
ここからは只管(ひたすら)根気と集中力あるのみ。
ちくちくと編んでいきます。
「これを仕事にしたい」という声も出るほど熱中してくれています。
花布、市販品を使ってもいいのですが、
花布、しおりひも等の配色まで、すべて自分の思い通りの作品にしたいもの。
花布は余り目立つものではなく、普段の生活ではほとんど見向きもされません。
そういえばそんなもんがあったなあ
あれって名前があるん?
そんな扱いです
だからこそ、自分で一から作る意義があると思っています。
本当にいいものは、見れば見るほど、細部にいたるまで作り込まれ、
見る側にその気さえあれば、発見と驚きをあたえてくれます。
全体は細部の集合体ですから、細部までおろそかにしないこと、
人生の細部も丁寧に生活したいものです。