恩師の書を発見

2022年2月1日 14時12分

 同窓会館である「あやぐも館」の片付けをしている時に、小中学生のころに習字を習っていた先生の作品を見つけた。赤松光栄先生の書である。日曜日には弟と二人で歩いて今田の先生宅を訪れ、墨を摺り、練習した日々を思い出した。

 朱子学の祖、朱熹の勧学文である。

 

謂(い)う勿れ 今日(こんにち)学ばずして来日(らいじつ)ありと
謂(い)う勿れ 今年(こんねん)学ばずして来年(らいねん)ありと
日月(じつげつ)逝(ゆ)きぬ 歳(とし)我と延びず
嗚呼 老いたり 是れ誰(た)れの愆(あやま)ちぞや

 

 朱子学の祖、朱熹の勧学文である。