R5 第77回 愛媛県高校総体 結果報告

2023年6月7日 19時50分

激闘の3日間 四国大会4人(5種目)出場!

 

 

それぞれの熱い想いを胸に、勝負を挑んだ3日間。毎日、自分自身の力と向き合い続け、磨いてきた強さを実感する瞬間です。

  

 

織田わかばさん やり投げ 第4位

気合と緊張の入り混じった試合で、自身の掲げる目標まであと1歩。ほかの誰よりも本人が一番、自分の結果に大きな大きな悔しさを抱えている。

いつだってやり投げに対する自信と覚悟は人一倍なわかばさんだからこそ、この悔しさを大きな力に変えて、四国大会とインターハイの舞台で花開くことができると信じています。

 

名本鈴音さん 5000m競歩 第3位

目指すタイムまであと少し。いつも自分自身の弱さや甘さと真剣に向き合いながら練習を重ねてきている鈴音さんだからこそ、見える景色がある。

「必ずできる」と信じてくれている人たちがいることを胸に刻んで、次の大きな舞台も自身の可能性を信じて歩き切ろう。

 

福岡心瑛さん 3000m障害 優勝  1500m 第5位

「こう走りたい」という想いを、しっかり形にしてくれたレースでした。一番高い表彰台から見える景色は、自分の力で勝ちを手にした者にしか味わえないものです。

緊張もプレッシャーもはねのけて、自分を信じてスタートラインに立つ心瑛さんだからこそ、勝利を手にする強さがある。支えてくれる人の想いを胸に、全国の舞台で自分らしく、力強く駆け抜けよう。

 

和氣洸太さん やり投げ 第3位

見ている人の気持ちを熱くさせてくれる、力強い一投でした。自己ベストを更新し、大きく躍進です。

周りの人への感謝を持ち、黙々と力を高めている洸太さんだからこそ、ここぞというときに力を発揮できる。次の舞台も自分の強さを楽しみましょう。

 

 

この4人が四国大会で戦い、インターハイを目指すことができるのも、お互いに支えあい、高めあってきたチームメイトがいるからこそです。

特に、3年生の立派な背中は、いつでもチームに穏やかな安心感と高い士気をくれました。

 

キャプテン 宇都宮健汰さん

心も身体も強い健汰さんは、1日も練習を休まず、キャプテンとしてずっと陸上部を引っ張ってきてくれました。厳しい練習でも手を抜かず、しんどくて止まってしまいそうな時でも、必ず最後まで自分の決めたことをやりきる。

そんな芯の強さを持つ健汰さんだからこそ、自分が重ねてきた努力の重みを実感できる。自分の成長を自信に、自分の可能性を力に、これからも前を向いて挑み続けよう。

 

3年生 織田千祐さん

冬季練習から陸上競技のスタート。新しい挑戦が実を結ぶ喜びを実感できるのは、千祐さんがチャレンジを恐れず、前向きにがんばってきたからこそです。

あと少し、もう少し、を繰り返して1歩ずつ着実に力を高めてきた姿は、周りの人にも大きな力を与えてくれる。「今、この瞬間」を大切にする気持ちを持ち続け、これからも自分の道を歩んでいこう。

 

 

勝つ喜びや自己ベストが出た時の嬉しさ、負けた悔しさや思うようにいかなかったもどかしさ……

競技にかける想いを一緒に感じられるのは、選手たちが傍で努力を重ねてくれているからこそだと、試合を見るたびに実感します。

支えてくれる人、応援してくれる人、見守ってくれる人、全ての人に感謝の気持ちを持ち、四国大会、そして、全国の舞台へ。 NEVER SAY NEVER

 

文責 陸上競技部副顧問 黒川由希帆