令和5年度 四国高等学校陸上競技新人大会 結果報告
2023年10月13日 19時53分優勝種目1種目 2位1種目 3位1種目 6位1種目
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四国大会という舞台で、今の自分の力がどこまで通用するのか。その手ごたえを、それぞれがしっかり成果としてつかむことができた2日間のレースでした。
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福岡心瑛さん 3000m障害 優勝 5000m 第3位
自分が望むレース展開をしっかりと考えて口に出すことや、レースの中で一瞬を諦めない粘り強さを出すことができるようになり、日々の成長を感じさせてくれました。1秒を、0.1秒を、互いに争う競技だからこそ、明確な目標や自分を奮い立たせる心が何よりも大切になる。3000m障害の大障害では、水しぶきがほとんど上がらないことに対して、県外の高校生たちが感嘆の声をあげていました。応援しているこちらを、とても誇らしい気持ちにしてくれる走りでした。
和氣洸太さん やり投げ 第2位
自己ベストには届かずでしたが、常に安定して50mを超える記録が出てきました。まだ力が足りなかった時はうまく投げられなかった重めのやりも、身体ができあがり、力が付きつつある今では、自分の実力を発揮できるものとして扱えるようになりました。投げる前のルーティンワークや声出しも堂々としていて、力強さを感じさせてくれます。自分の可能性を信じて、目指す目標へ。そして、さらにその先へ。
上田文也さん 5000m競歩 第6位
競歩を始めて2回目のレース。自己ベストを更新し、さらなる自分の可能性と成長を実感できたレースになりました。十分に練習ができず、もどかしい日々を過ごした中での本番でしたが、最後まで前を向いて歩き続けてくれました。終わった後も、「まだできる」「次はこうしたい」「もっと自分も」と、意欲的に次を見据える気持ちがあふれる試合になりました。冬の鍛練を乗り越え、またひとつ強い自分へレベルアップです。
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大会のたびに、まだまだ自分たちよりも上の実力の選手がいる、自分たちよりもハードな練習をこなしてスタートラインに立つ選手がいる、ということを改めて目の前で実感している選手たちです。でも、同時に、それは決して自分たちに届かないレベルではない、決して自分たちにできない努力ではない、ということも感じている選手たちです。この冬の積み重ねが、来年の自分たちを形作る。次の舞台へ向けて。NEVER SAY NEVER
文責 陸上競技部副顧問 黒川由希帆