令和5年度 四国高等学校陸上競技新人大会 結果報告

2023年10月13日 19時53分
陸上競技部

優勝種目1種目 2位1種目 3位1種目 6位1種目

 R5四国新人戦結果

538160  538159  538158  538157

538154  538153  538152  538166  538168

538165  538164  538163  538169  538167

538155  538156  538151  538149  538150

538162  538161    

四国大会という舞台で、今の自分の力がどこまで通用するのか。その手ごたえを、それぞれがしっかり成果としてつかむことができた2日間のレースでした。

福岡心瑛さん 3000m障害 優勝  5000m 第3位

自分が望むレース展開をしっかりと考えて口に出すことや、レースの中で一瞬を諦めない粘り強さを出すことができるようになり、日々の成長を感じさせてくれました。1秒を、0.1秒を、互いに争う競技だからこそ、明確な目標や自分を奮い立たせる心が何よりも大切になる。3000m障害の大障害では、水しぶきがほとんど上がらないことに対して、県外の高校生たちが感嘆の声をあげていました。応援しているこちらを、とても誇らしい気持ちにしてくれる走りでした。

和氣洸太さん やり投げ 第2位

自己ベストには届かずでしたが、常に安定して50mを超える記録が出てきました。まだ力が足りなかった時はうまく投げられなかった重めのやりも、身体ができあがり、力が付きつつある今では、自分の実力を発揮できるものとして扱えるようになりました。投げる前のルーティンワークや声出しも堂々としていて、力強さを感じさせてくれます。自分の可能性を信じて、目指す目標へ。そして、さらにその先へ。

上田文也さん 5000m競歩 第6位

競歩を始めて2回目のレース。自己ベストを更新し、さらなる自分の可能性と成長を実感できたレースになりました。十分に練習ができず、もどかしい日々を過ごした中での本番でしたが、最後まで前を向いて歩き続けてくれました。終わった後も、「まだできる」「次はこうしたい」「もっと自分も」と、意欲的に次を見据える気持ちがあふれる試合になりました。冬の鍛練を乗り越え、またひとつ強い自分へレベルアップです。

大会のたびに、まだまだ自分たちよりも上の実力の選手がいる、自分たちよりもハードな練習をこなしてスタートラインに立つ選手がいる、ということを改めて目の前で実感している選手たちです。でも、同時に、それは決して自分たちに届かないレベルではない、決して自分たちにできない努力ではない、ということも感じている選手たちです。この冬の積み重ねが、来年の自分たちを形作る。次の舞台へ向けて。NEVER SAY NEVER

文責 陸上競技部副顧問 黒川由希帆