秋の日の ヰ゛オロンの
2025年11月17日 11時11分11月13日木曜日
1年生(1-1)の音楽で 研究授業が行われました
美術の生徒も授業の途中から 全員で鑑賞させてもらうことに
滅多にない機会です
合流するまでの短い時間 現在制作している首振り人形(頭部)制作のために
タブレットで自分の頭部を360°撮影します
鏡を観ながら作っているのですが自分の真横や後ろは見えません
撮影した画像で自分の頭の形などが確認できます
音楽と美術は同時開講なので 美術選択生は音楽の授業に参加するのは初めて
見学(鑑賞)の前に 演奏会の鑑賞のマナーを一緒に学びます
ヴァイオリンの数が限られているので
人数の多い講座は二人でひとつのヴァイオリンを使って練習
当然練習時間も半分になるのですが
限られた練習時間で よくここまで演奏できるものだと感動しました
演奏したのは「きらきら星」
音楽の南條先生の 優しく力強く寄り添うピアノ伴奏に合わせて グループで発表です
美術の生徒だけでなく 研究授業なので 校長先生はじめ多くの先生に見られるプレッシャー
なかなかの緊張感だったと思いますが みんな素晴らしい演奏でした
実は この授業の後 ヴァイオリンを人生で初めて触らせてもらいました
馬の尻尾の毛とスチールの弦が擦れる感じ
木の箱(本体)が共鳴して 思っていた以上に大きな音が出る
楽器の振動が自分のあごと肩に ダイレクトに伝わる
実際に楽器を触ってみないと本当にはわからないことがたくさんありました
テレビなどで ヴァイオリンを演奏している場面を見ますが
実際に演奏した体験があると 見え方 感じ方が全然ちがいます
弦を押さえる指の位置がちょっとずれても音程が狂うことなど体験すると
プロの演奏者が いかにすごいのか 本当によくわかります
授業の最後にそんなことを説明してもらいました
ヴァイオリンを見たことがある
演奏を聴いたことがある
ですが実際に演奏することはまれです
単なる「知識」は「体感」が加わることで 本当の「経験」になるのだと実感しました
研究授業(1-1)だけでなく すべての音楽の講座の発表を 美術の選択生も見学させてもらいました
「3年生器楽」の授業では 最後に全員で合奏
ヴァイオリン8台の音は圧巻で
伴奏の南條先生のピアノもドラマチックな特別版でした
美術の授業中 廊下の奥から音楽が聞こえてきます
実際に見学させていただくのは貴重な経験でした
音楽のみなさんありがとうございました
芸術 (美術)
※表題はヴェルレーヌ(上田敏訳)の詩からお借りしました。