美術部の「プロジェクト さくら」 高校祭 その6
2024年11月8日 08時15分今年の文化祭 美術部は作品展示だけでなく
ここ5年間で 初のバザーに挑戦しました
年配?の方ならご存じ「 ロバのパン 」ならぬ
ポニーの「さくらのパン」です
今年の春に 本校に来てくれた ポニーの「サクラ」(カタカナ)
かわいい 彼女をイメージした 「さくら蒸しパン」の製造・販売です
真っ白な紙袋には「さくらパン」の消しゴムハンコ
さくら蒸しパンの材料は 米粉(グルテンフリー)と豆乳
隠し味に 桜の花と葉のパウダー
桜の塩漬けをのっけて 中には極上白あん
国産の材料にこだわったあまり ちょっと?高価になってしまいましたが
ほんのりと桜が香り しっとりとした食感
蒸しパンの常識を越えたレベルと自負しています
文化祭前日には 支援員の先生 リディア先生に
材料を 0.1グラムまで正確に量っていただきました
のみならず 2年生が修学旅行に行っている数日
支援員の先生には エプロンと三角巾まで縫っていただきました
「さくらの蒸しパンを ただ売るだけでなく どういうかたちで販売するのか」
そろいのエプロンは スクールカラーの緑
さくらパンのロゴ をシルクスクリーンで
販売するのは「ロバのパン」をイメージして
さくらが引く「のむ太郎」の馬車
パンを入れる紙袋は・・・
トータルでデザインすると きりがないのですが
いろんな人を 巻き込んで 助けてもらって
企画者のイメージ以上に仕上がりました
数年ぶりの段ボール工作
「のむ太郎号」( K先生 命名)は折りたたみできます
段ボールの「さくら」(ひらがな)
畜産科の K君に ダメ出しされたところの修正を重ね
やっと合格をいただける仕上がりになりました
( ありがとうK君 )
サクラの長いまつげもしっかり再現できました
蒸しパンがおいしく見えるよう 電球も点きます
実際に走ることはできませんが
かわいいポニーのサクラには こんな車を牽いてほしい
そんな作者(顧問)の 行き過ぎた 重い思い が かたちになりました
おとな二人でも並んで座れます
100キロの相撲部君でも 一人なら大丈夫でした
実は高校祭では 蒸しパンをぱっくり割ることができませんでした
後日実験を重ねて なんとか割れる方法を見つけました
次回は より完成度の高いものになります
美術室の作品展示の参観者が少なかったのが残念ですが
来年は「割引券作戦」でもしようかしら
初の試みでしたが ご協力いただいた先生 部員以外の生徒諸君
買っていただいたみなさま 本当にありがとうございました
美術部