1年生美術の授業(誰でもない顔を描く)
2025年4月28日 18時00分1年生の芸術(音楽・美術)の授業も本格的にスタートです。
今回は美術を中心に紹介。
1年生の芸術 最初の3回は、授業の最初に 音楽・美術合同で校歌を練習。
まず体をほぐしてから 発声練習。
音程を上げたり下げたりしながら「まめまめまめま~♪」
眉間や喉の奥、おなかを意識すると声が変わってきます
1年生の遠足
女の子達が 桂川渓谷を歩きながら歌っていた 謎の「まめまめまめま~♪」はこれでした。
ちなみに2回目は「いいまやあまに~ ♪」3回目は「は ほ は ほ は ほ は ♪」
1回目は歌詞を見ながら、2回目は虫食い
3回目は何も見ずに3番まで唄います。
校歌の歌詞が校訓と連動している
1番、2番、3番の歌詞を映像的にイメージすると覚えやすい
的確な指導で ほとんどの生徒が3回目でほぼ覚えて唄っていました。(さすがです)
校歌練習がすんで、美術の授業
生徒のアンケートでいちばん苦手意識が高い「自画像」。
最初に強敵をやっつけます
自画像(顔)を描くために必要なのは 、画力より「知識」
顔のパーツが、どのような比率で配置されているのか
それさえ理解できれば顔は描けます。
教員自作の黄金比コンパス(美男美女コンパス)で、互いに顔の部品の配置を確認します
全員が「美男美女」であることが証明されました。
顔を描くのに必要なのは、線分を3:5に分割する点を見つけることだけです。
線を半分にする作業を3回続ければ、黄金比の近似値が見つけられます。
定規を使わず鉛筆で長さを確認しながら・・・
見つけた点が 3:5になっているか、コンパスで確認します。
全員、見付けられる様になりました。
第2段階
自画像の前段階として「誰でもない顔」を描きます。
前半は、ほぼ製図(幾何学)です。
最後に鏡を見て、目、鼻、口を調整して仕上げます。
誰でもない顔を描いたはずなのに
なぜか それぞれの作者に似ているようです。
授業の最後に、お互いの作品を鑑賞し合いました。
誰に似ている・・とかで盛り上がってます。
授業をしている教室の片隅
ALT の先生が、来日するお友達のために 扇子に絵を描いていました
すてきな桜と雲のデザインでした。(写真を撮り忘れた)
完成した「誰でもない顔」の絵
同じ手順で描いても、それぞれ違った顔になりました。
次回から、みんなが大好きな(?)「自画像」に挑戦します。
1年生 芸術(美術)