三体

2025年3月5日 10時38分
一口日記

年末から2・3ヶ月かけて小説「三体」を読みました。

三体、三体Ⅱ上・下、三体Ⅲ上・下の5冊があり、文庫本でページ数は2000ページを超えていました。

原作は中国人で、世界的ベストセラーになっています。科学の発展や異星文明について描かれた壮大なSF作品です。

普段は東野圭吾などミステリーが好きですが、大変評判がいいのでチャレンジしてみました。

内容は少し難しいものもありましたが、圧巻の内容で夢中になって読んでしまいました。

数学や物理の話もよく出てくるので、その内容も興味深かったです。

この世界を知ることや文明を発展させることに、いかに数学や科学が必要か感じられる内容になっており、本好きとしても数学科教員としても楽しめるものでした。

ちなみに変わった本のタイトル「三体」は、物理学の「三体問題【万有引力で引かれ合う三つの天体が宇宙にあるときどのように動くか。】」から来ています。

少しネタバレになりますが、異星文明は3つの太陽による不規則な季節の世界が展開されています。

内容が濃すぎるのでかなり根気は必要だと思いますが、本当に内容が面白いので是非読んで欲しいです。

読んだ方、是非感想を共有しましょう。

数学科 岩村