the hard way

2023年2月6日 09時00分
一口日記

 

 

妻と今話題の映画を見に行った。

「スラムダンク(THE FIRST SLAM DUNK)」

還暦を過ぎたG(爺)ボーイの見る映画ではないかもしれない。

館内は若者ばかりで少し居心地悪かった。

ネタバレになるので内容については触れないが、

桜木花道が主役でなかったことには驚いた。

原作を読んだことのなかった妻も

かなり引き込まれ興奮した様子。

とても後味のよい作品だった。

 

スラムダンクで特に興味深い登場人物がいる。

安西先生だ。

彼は個性豊かな様々な教え子から信頼され、

慕われている。

 

安西先生の言動は30年近く前、

教育現場で参考となることが多かった。

彼の名言を少しパクらせてもらったこともある。

 

私にも心に残っている教え子がたくさんいる。

先日、その中の1人が

あやぐも館で講演会を行った。

  

本校畜産科OBで地元栗の木で酪農を営んでいるHだ。

 

  ※Hについては以下のウェブページ参照

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私は彼を平成10年度に大和田小学校で担任した。

当時たばこを栽培していた自分の父親を

心から尊敬し、

将来は後を継ぎ日本一のたばこ農家になると

夢を語っていた。

 

その頃、小学校では嫌煙教育に力を入れ始めており、

彼の夢を思うと、

嫌煙教育がやりにくかったことを思い出す。

 

彼はとても頑張り屋で、

学業成績も優秀だった。

野村中学校では何度も学年1番になっている。

彼は自分の夢を叶えるため本校畜産科に進んだ。

 

彼のこれまでの道のりは

決して平坦ではなかったようだ。

どうしてそんなにハードウエイばかり選ぶのか?・・・・・。

しかし、夢を語るHの表情は明るかった。

彼の夢が叶うことを心から願っている。

 

 

今後も後輩たちに自分の夢を語ってほしい。

そして後輩たちの目標になってほしい。

牛舎 仲木

輝く星となれ!

2023年2月5日 10時02分
一口日記

畜産科3年の「草花」選択生が1年間を通して花壇の管理をしてきました。(もっと早く紹介すべきでした・・・)4月の除草から始まり、石灰や肥料を入れ、管理機で混ぜて土作りをしました。夏の花の後、現在はハボタンが植えられています。生徒たちで考えた星形のデザインが素敵な花壇です。 農業 新

1月末。

2023年1月30日 09時35分
一口日記

1月末。

3年生は、学年末考査。卒業を目の前に、社会に出ていく不安と期待。まだ、受験を控えている生徒もいます。

2年生は、3年次0学期として進路への準備がより具体的に。なっているはず。

1年生は、進路希望が明確になってきた人、まだまだ未来が見えていない人、焦ってきた人、焦りもしない人。

学校は。3学期といえば年度末の忙しさを一気に背負います。大きなものは卒業式と入試。準備が大変です。

授業をしながら、生徒の対応をしながら、来年度のことも考えながら・・・。

 気が抜けません。

 

英語科 兵頭

たのしみは ねこに邪魔されるとき

2023年1月27日 15時34分

 夏休み中から 自宅で蓄音機を修理していました

100年前の 錆びた部品を ピカピカに磨きあげる楽しみは

同好の朋にはわかるでしょうが 格別です

そしてまた こういう作業に熱中しているところに

太ったねこが 狭い机を占拠 

おしのけ おしのけ 作業せざるを得ません 

これもまた なんともいえない

 

      

今回も いろいろ勉強させてもらった蓄音機

やっと完成したので 近々 八幡浜に里帰りします 

さみしいですが いろんなひとを楽しませてくれると思います

 

      芸術(美術)仙波

虹の麓

2023年1月27日 10時17分

昨年度末に撮影したものです。

虹の麓は野村高校にありました。何かいい予感がします。

英語科T

どろんこのうた

2022年12月14日 15時08分

 10月末の本校高校祭、知的障害者福祉施設「野村学園」の『どろんこの詩(うた)』が展示されていた。

 利根勝之さんの「24時間で」(にんげんは みんな 24時間で がんばって生きていくしかありません)は、県立学校の人権問題学習資料『人間の輪』にも掲載され、シルク博物館にも大きく展示されている。

 就職1年目、仕事に追われまくっていた私は、この詩に心を落ち着けてもらった。

 水尾宏和さんの「愛の木」(長い木 空までとどく 愛の木)、同じく(この木は ふたりの木 愛の木 丸田とぼくの木)。心の中に爽やかな風と温かさ吹き込んでもらった。

 

 野村町は福祉の街だ。

 障がい者施設も複数ある。地域で暮らす障がいのある人も多い。障がいのある人と直接触れ合いやすい街だ。

  

 高校生のみなさんは、障がいのある人と、触れ合うことは多いですか。

 共生社会は、本の中にあるのではなく、ここにあります。

 市内で働く外国の人も増えています。

 

 教頭 児島 万代光

明日の朝は早起きをして

2022年12月1日 13時00分
一口日記

4年に1度のサッカーワールドカップが開催されていますね。

睡眠時間を削ってテレビの前で観戦している毎日です。

明日早朝、日本は決勝トーナメント進出をかけて強豪スペインと戦います。

それぞれの選手が計り知れないプレッシャーを感じていることだと思いますが、悔いの残らないようプレイしてほしいものです。

 

男子サッカーワールドカップでは、史上初めて女性が主審を担当すると話題になっています。

主審・副審合わせて6名の女性が審判員として選出されているそうです。

日本の山下良美審判員もその1人です。

先週の試合では第4審判員を務め、試合前のコイントスをしたり選手交代のボードを掲げたりと颯爽とした姿が見られました。

以前に山下さんが主審を務めたJリーグの試合では、大柄な選手たちに詰め寄られても臆することなく、毅然とジャッジする態度がとても凛々しく印象的でした。

女性審判員が、体格差のある男子選手と同じように90分走り通し正確に判断するのは、容易なことではないと思います。

山下さんのホイッスルがカタールのスタジアムに響く日は間近ではないかと楽しみにしています!

                                                 支援員 土居

永遠の尾崎豊

2022年11月29日 09時15分
一口日記

今日11月29日は尾崎豊の誕生日です。

生きていたら57歳。

亡くなったのが26歳の時だったので

早くも30年以上の月日が経ったことになります。

今の高校生にとっては、尾崎?「Ⅰ love you」歌う人?

くらいの印象しかないかもしれませんが

当時はカリスマ的存在で リアルタイムの若者たちは

教祖のように彼のことを慕っていたようです。

尾崎より年上の私は

すでに結婚して子育て真っ最中でしたが

彼の透き通るような歌声と端正な顔立ちに魅せられて

大ファンになりました。

最前列真正面で彼のライブを見たのが

今までの私の人生の中で一番の宝物です。

 

尾崎が数多く残した名言の中から選りすぐり

高校生の皆さんに伝えたいメッセージを贈ります。

 

<その1>

なあ皆 夢はあるかい。

夢を追い続けて行くことができるかい。

決して 決して自分に負けたりしないかい。

決して君の夢が消えないように。

そして夢が押しつぶされてしまわないように。

いつまでも俺は叫び続ける。

 

<その2>

人生はきっと自分のしたいことのためにあるんだと思う。

だから今のうちにうんとたくさん

心の財産を増やしておくといいと思う。

そうすれば 君が求めているその夢に きっと辿り着ける。

 

尾崎の心の声に思いをはせて…

高校生の皆さん

心の財産をたくさん蓄えておきましょう。

将来の夢に向かって突き進んでいきましょう。

応援しています。

                支援員 岡田

 

 

生きる力

2022年11月11日 16時30分

約3ヶ月毎の一口日記の当番が巡って来た。

今回は、本校の生徒の様子について紹介したい。

私は早朝出勤して

牛舎で搾乳等、牛の世話をするのが

主な仕事なので、

生徒の教育活動については

直接関わっていない。

 

 

生徒からは先生とは呼ばれているが

先生ではない。

したがって、第三者的に

生徒を見ている。

以下に記したことは

ひいき目に書いたことではない。

 

 

先日(11/2水)、

宇和の我が家の畑に

畜産科の1年生13名と

3年生16名がやって来た。

 

 

「あやぐも」の原料となるサツマイモを

収穫するためだ。

害獣被害等のリスク分散のため

宇和でも栽培していたのだ。

 

1年生は午前9時半から

午前11時頃まで、

3年生は午前11時から

昼食を挟んで午後2時半頃まで

作業を行った。

 

驚いたことがある。

それは、

先生の生徒への指示が

徹底することだ。

作業を始めるにあたり、

H先生が生徒たちに言ったことは

「協力し合って、つるを刈り、

マルチを剥がし、スコップを使って

丁寧に掘ること」

これだけだった。

 

作業はすぐに始まった。

生徒たちは自ら考え、

主体的に判断し行動し、

能率よく作業を進めていった。

学級経営がうまくできている証拠だろう。

 

共同作業を行うにあたり

必要となるのは協調性や他人を思いやる心だが、

生徒たちは確実に身につけている。

リーダーがみんなをまとめ、

互いに助け合っていた。

野村高校の小規模校の特性を生かした、

一人一人と向き合った教育の

成果だと思う。

また、

保護者や地域の理解、

協力も見逃せないだろう。

 

 次に驚いたことは

「ありがとうございました」が

自然と言えることだ。

少し手助けした時や、

作業の合間に差し入れをした時に

大きな声で返ってきた。

豊かな人間性が育っている。

 

そして、

明るい笑顔と体力。

終始、健康的な笑い声が聞こえてきた。

相撲部のA君が

キャリー4個を重ねて運ぶのには驚いた。

80kg以上はあるだろう。

 

野村高校では、

知・徳・体がバランスよく育まれている。

生徒一人一人に

「生きる力」が確実に身についている。

   牛舎 仲木

今夜は空を見上げよう

2022年11月8日 08時59分
一口日記

満月がすっぽりと地球の影に隠れる「皆既月食」が今夜、日本全国の東の空で見られます。しかも今回は「皆既月食中の天王星食」という極めてレアな現象も同時に起きるということです。月が惑星の手前を通る「惑星食」とのコラボを日本で見られるのは322年後で、私たちが生きている間にはもう見ることのできない貴重な現象です。幸い今日の天気は晴れ。きれいな満月と一緒に見られることを期待しています。午後6時過ぎから満月が欠け始め、午後7時16分に完全に月食となるそうです。部活の手をとめて夜空を見上げてみてください。