甥っ子

2023年6月26日 13時00分

 先日、弟の赤ちゃん(甥っ子)と初めて対面した。今年の1月に生まれたばかりでまだ半年も経っていないが、きれいに顔が整っており、本当にかわいかった。自分の父、母、妹も甥っ子のかわいさに魅了されていた。あまりにもかわいすぎる甥っ子への嫉妬なのか、実家の愛犬は足を痛めたふりをして仮病を使って気を引こうとしており、とても可笑しかった。(実際、犬は赤ちゃんが寝るとスタスタと歩いていた笑)

弟が赤ちゃんの世話をしている様子をみて、自分の2年前はこんなにしっかりしてなかったなと思い、素直に弟に感心した。また、食事、排泄(オムツ交換)、着替え、入浴、寝かしつけ、夜泣きなど赤ちゃんの世話は本当に大変だということも改めて感じた。そして、自分自身や周りの人(特に生徒)も同じように、たくさんの時間と親の愛情が注がれて今があると実感し、色々と考えさせられた。いい休日であった。 数学科 三好

夏の夜長、「宿題」を楽しむ

2023年6月13日 12時57分
一口日記

4月から単身赴任、約20年ぶりの一人暮らし、今までいかに家族に依存してきたか痛感した。今後の人生を考えていく良い経験をさせてもらっている。

時々なぜ教員になったかを自答してみる。結局は人生の各場面で印象深い先生に出会ったから、という結論に至る。中学時代の技術の先生は、台湾の日本人学校から戻ってきたばかりの方で、授業もさることながら、台湾での暮らしぶり、趣味のヨットの話など、面白い話をいっぱい聞かせてくれた。その先生が「台湾では現地の方に尊敬され、銅像になった日本人がいる」という話をされていたのが印象に残った。その後、教員になってすぐの頃、忘れかけていたその先生のお名前を書店で見つけた。懐かしくなりその本を手に取ると、先生の授業での口ぶりが思い返された。

『台湾を愛した日本人~土木技師 八田與一の生涯~』(古川勝三)は「嘉南大圳の父」八田與一に関する本である。早速購入してみたのだが、昔から宿題は前の日まで放置するタイプだった。途中色々あって、恥ずかしい話だが読了するまでに年単位で時間がかかってしまった。そしてつい先日、書店で『台湾を愛した日本人Ⅲ』を見つけてしまった。台湾の農業を変えたという磯永吉と末永仁についての著作である。農業科(畜産科)のある学校に赴任している自分に対する、先生からの新しい「宿題」なのだろう。幸か不幸か、一人で過ごす夜は長い。秋の夜長ならぬ、夏の夜長はこの新しい宿題を楽しもうと考えている(ちなみに『台湾を愛した日本人Ⅱ』は現在坊っちゃん劇場で上演中の『KANO』の主人公・近藤兵太郎の話である。興味のある方はご一読を)。 教頭・一色

トゲトゲにご注意!

2023年5月25日 11時12分
一口日記

先日、あやぐも館下の畑で見つけた雑草の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに巨大な株は見たことがありません!

直径約30㎝もあるでしょうか。

 

私がこの「メリケントキンソウ」を初めて目にしたのは10年ほど前でした。
町内の芝生のグラウンドを裸足で歩いている時に

不意に画びょうを踏んだのかと思うほどの激しい痛みに襲われました。
足の裏には画びょうではなく

メリケントキンソウの細かいトゲが刺さっていたのです。

南米原産の外来種でキク科の1年草。
葉はパセリのようで小さく可憐な草花かと思いきや

種には鋭いトゲがたくさんついています。
最近では公園や田畑の畔、そして野村高校の敷地内でも見かけるようになりました。
動物の毛に付いたり靴底に刺さったりすることで広範囲に移動し

どんどん分布が広がっているとのこと。
乾燥してばらばらになった種のトゲはさらに強度を増し

硬いソールにも簡単に突き刺さってしまいます。


作業や実習の時など、トゲが刺さって怪我をしないようご注意下さい!

           支援員 土居 

本屋大賞の凪良ゆうさんに拍手!!!

2023年5月22日 12時21分
一口日記

前回に引き続き本ネタです^_^;

私の大好きな作家凪良ゆうさんが

2023年度本屋大賞を受賞されました。

3年前にも「流浪の月」で受賞されていて

今回で2回目の快挙です。

タイトルの名は「汝、星のごとく」

野村高校の新館図書で見つけてすぐに借りて読みました。

瀬戸内海が舞台で

主人公だけでなく登場人物の様々なストーリーが描かれていて

どっぷり物語に入り込み、一気読みしてしまいました。

言葉の紡ぎ方が心地よく

上質なドラマを観ているようで

読んだ後の喪失感(ロス)が半端なかったです。

 

「流浪の月」と「汝、星のごとく」は

図書室で借りて読んだのですが

永久保存版としてどちらも手元に置いておきたくて

本屋大賞受賞後すぐに本屋にかけつけました。

いつも本はアマゾンで注文するのですが

全国の書店員さんが選んでくださったので

嬉しくて、あえて本屋で購入しました。

絶対に映画化されると思います。

誰が主人公を演じるんだろう?

瀬戸内の今治でロケをするに違いないので

撮影風景を見に行きたいな

など、まだまだ先のことに想いを巡らせている私です(^^♪

 

PS   野村高校生のみなさん、中間テストお疲れさまでした。

 

                 支援員 岡田

 

 

高価な趣味からの脱却

2023年5月11日 18時00分

2年前、当コーナーにて

紹介した三男のことだが、

7月から高松市で

ラーメン屋を開くこととなった。

脱サラし、全国チェーンのラーメン店で1年間、

さらに徳島市の人気有名店にて1年間、

合計2年間の修行を経ての開業だ。

予定よりはかなり早かった。

2ヶ月前に3人目の子どもが

生まれたばかりで、彼にとっては

まさに正念場だ。

なんとか成功してほしい。

そしていつの日か、

夢のアメリカ進出を実現してほしい。

 

さて、私の農業への挑戦も

5順目となった。

毎回PDCAサイクルを回し、

改善を図ってきたが、

今年の課題は「高価な趣味からの脱却」だ。

市内の小学校を定年退職後始めた米作りだが、

これまでほとんど収益を得ていない。

おいしい米を作る自信はできた。

しかし、経費ばかりかかり農業経営が

うまくできているとは言いがたい。

 

今年は肥料の価格が3年前と比べて

2倍近く高騰している。

農薬代や燃料費も上昇している。

トラクターを始め農業機械の維持管理には

思わぬ出費がかかってしまった。

さらに今年は米の保管庫を

教え子の建設会社に

作ってもらうことにしている。

そのような訳で、

今年も黒字にすることは難しいだろう。

将来的には孫たちに小遣いを

やれるほどは儲けたい。

 

そしてもう一つ

挑戦したいと思っているのは

ネギの栽培だ。

こちらの方が米より収入が

得られるかもしれない。

今年は試しに、2アールほど

作ってみる予定だ。

 

また、今年は地区の「水番」を任された。

「水番」の正式名称は「水利支配人」である。

その名のとおり地区の稲作に必要な

水の管理については

絶対的な権限を持っている。

そのような重要な役が務まるのか

少々不安だが任命された以上は

頑張るしかない。

 

これもまた

人生の楽園の一コマなのだろう。

 

 

2年前の投稿は以下のページを参照

 

  ここをクリック

 

牛舎 搾乳作業員 仲木弘幸

母であり、教員であり。

2023年4月27日 16時48分
一口日記

うちの子、(小学校)6年生になりました。

この年度はじめ、いろんな係をもらって帰ってきます。

中には「長」になるものもあり、嬉しい気持ちとできるかなという不安と、複雑な気持ちを家で話してくれます。

考えてみれば、私、「学校へ通う子どもの母」としてのこれまでの時間と、学校現場で過ごしてきた時間を比較したとき、

学校現場での時間の方が圧倒的に長いんです。

家庭で、学校の立場を前提に接していることもあります。逆に、高校で、親の立場で考えることもあります。

なんか不思議な感じです。   英語科 兵頭

これなら どうだ?!

2023年4月26日 14時00分

この春から みどり寮(寄宿舎)の担当になりました

責任者になってみて 初めて知ることも多い

例えば 寮生・下宿生が どのように弁当を受け取って

空の容器をどうしているのか さえ知りませんでした

空の容器は 次の日にお弁当屋さんが回収してくれるのですが

汚れたままだといけないので 食べ終わったら容器を紙で拭いて 事務室に返します

寮生・下宿生 約15人がどうやっているのか 初日から観察してみました

このようなティッシュで 容器の汚れ 汁気をふき取ります

1枚で丁寧にふき取る子 3枚くらい使う子 いろいろです

3枚使うのは 紙がすこし固く吸水性もいま一つ 

隅っこが拭きにくいので 次の紙を取っているようです

この紙も安いものではありません 早い消耗をどうにかしなくては

というわけで より安価なトイレットペーパーを取り出せる箱にして 様子を観察してみました

 

「以前の紙よりも柔らかく 吸水性もよく 汚れをふき取りやすい」

と 男子諸君全員から高評価でした

私がそばで「どう?」と聞くので 多少の圧があったかも

ところが ほとんどの女子は 「以前の紙のほうがいい」

と 情け容赦も 忖度のかけら もない答え

「何でよ?」

 「片手で紙がちぎれないから 前のほうがいい」(片方の手は容器を持っている)

確かに トイレットペーパーはつながっているので ちぎるのには両手が必要です

「なんてずぼらな考え!」と憤慨しかけ?ましたが  片方の手をケガすることも実際ある

彼女たちの言い分にも 一理はあります

 悔しいので新たに作り直しました

 

今度は ラップのギザギザ を付けたので 片手で楽にちぎれます

途中でなくなることも考えて ペーパー2個収納

点検と交換が容易なように 蓋が空きます

今度は 忖度のない女子からも高評価をいただきました 

  美術では「問題を解決するデザイン」という ジャンルがあります

  美術教師の矜持にかけて 一つの答えにたどりつけましたが

  これも女子たちの「容赦のない意見」のおかげのようです

 

           芸術(美術)仙波

 

もうすぐGW

2023年4月26日 13時57分
一口日記

新学期が始まり、少し緊張していた自分を休められる時がやってきます。

たまにはのんびりいきましょう。

校庭のさつきや紫陽花も、その頃には花が咲き始めそうです。英語科T

 

 

 

「人生 やるか やらないかだ」と言われてしまった

2023年3月11日 13時56分

 コロナ禍の巣こごもり
 ユーチューブで時間を持てあますことなし
 ホリエモンや青汁王子の語りは軽妙だ
 逮捕された前歴を持ちながら、ユーチューバーとしても完全復活
 時代を席巻するユーチューバーを含めた時代の成功者たちの言葉
 成功の秘訣は・・・共通する

 

 「やるか やらないか」 だ

 

  多くの人は「できるか できないか」を勘案し、「できない可能性が多いな できなかったら落ち込むな」など、

 自らブレーキをかけ、行動に移せないようだ

 

 また、ホリエモンは語る 

 絶対成功する方法は・・・ある
「成功するまで、何度もチャレンジし続けること。成功するまで頑張れるかどうかだ」

 

 やるか やらないかだ

 

 「頑張る君のことを 頑張らない奴らが笑うんだろう ファイト」(中島みゆき)
  頑張る人を あざけ笑う人生は、少し寂しいものかもしれない
 
 たった一度きりの人生
 やってみる価値はあるかもしれない
 
 「人生 やるか やらないかだ」との言葉が、私の胸の奥に刺さった
                                教頭 児島

桃始笑~ももはじめてさく~❀

2023年2月27日 09時20分
一口日記

日中は気温が上がり暖かい日も増えてきました。

校内にもちらほらと春の訪れが感じられます。

畜産教棟前の花壇にある梅の木は

ほぼ満開になりました。

3年生の卒業を祝ってくれているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もうじき桃の花も開き始める頃になりますね。

日本には半月ごとの季節の変化を示す

「二十四節気」がありますが

これをさらに細かく約5日おきに分けた

「七十二候(しちじゅうにこう)」

という季節を表す暦があるそうです。

この七十二候でいうと今年は3月11日から15日までが

桃始笑(ももはじめてさく)

の期間となるそうです。

読んで字の通り

桃のつぼみがほころび花が咲き始める頃を表しています。

「笑う」という言葉には「咲く」という意味もありますね。

桃の花びらが開き華やかに笑っているかのような

明るい雰囲気が表現されていて

素敵な名称だと思いませんか?

他のそれぞれの時期も

動植物の様子や気象の動きなどが

72の短文で表現されており

見るだけで自然の変化をイメージできます。

寒い暑いと不平ばかり言っていないで

季節の移ろいを楽しみながら

生活していきたいものだなあと感じさせられます。

                  支援員 土居