応援しています!!
2024年5月23日 11時14分相撲部 2 年生と のむ太郎 のむ次郎
昨年度の1年生(現2年生)が美術の授業で作製した首振り人形です
まずは相撲部のメンバー から
制作風景や全作品は後日ご報告します
風賢央関、頑張ってください
野村から応援しています 芸術(美術)
相撲部 2 年生と のむ太郎 のむ次郎
昨年度の1年生(現2年生)が美術の授業で作製した首振り人形です
まずは相撲部のメンバー から
制作風景や全作品は後日ご報告します
風賢央関、頑張ってください
野村から応援しています 芸術(美術)
なにやらカラフルなものたちが・・・
カラフルな金平糖ではありません
「大星形12面体」というものに
白黒あわせて20色で着彩し
20個の頂点を ひもで結んだものでした
実は今の3年生が 2年生の3学期末に取り組んでいたのですが
時間が足りなくて 3年生の1学期に続きを・・
先月 やっと 全員が完成したので その報告です
複雑に見えますが 材料は至ってシンプル
適度な厚みのケント紙に印刷された物 たった一枚です
材料は少ないですが やることは多い
すべての折り目に 目打ちで折り目をつけて
カッターで慎重に切っていきます
1年生の時からカッターを使っているので 安心して見ていられます
細かい部品なので 長い定規より 三角定規が便利です
2つのパーツを切り分けたら
折り目に三角定規を当てて しっかり折り目を付けます
山折り 谷折り を間違えないこと
紙の端までしっかり折り目を付けることが
仕上がりを左右します
折り目を付けたら 長い方の糊しろを接着して
三角錐を作っていきます
大星形12面体は2 0面体の面それぞれに三角錐がついた形なので
三角錐を20個完成させておきます
( この三角形は 長辺と短辺の比が 黄金比 1:1.618 )
20個の三角錐ができたら
それぞれが5つで星形に見えるように
短い方の糊しろを接着していきます
糊しろは 接着する相手の内側に貼り込んで 見えなくします
角度を変えながら どれとどれを組み合わせるのか
確認しながら組み立てなければ完成しません
じつは今回は 説明のプリントを用意していません
口頭と黒板で 簡単に説明しただけです
複雑すぎてプリントにまとめられなかったのが実情ですが
頭の体操的に取り組んでもらいたかった
この授業の後は 脳が活性化されて
後の授業がずいぶん理解しやすかった はず(?)
最後の糊しろ3つは 外側に貼らざるを得ない ところですが
最後まで糊しろを内側に貼って 完成品には糊しろの部分が一切見えない という
高度な仕上げをする猛者が クラスに一人か二人はいるものです
これで完成と思うなかれ
ここからがたいへん
私の美術はメンドクサイのです
第二段階
20個の頂点に付ける金具を自作します
15ミリほどの ほっそ ー ー い 銅線を
爪楊枝に巻き付けて ねじって
頭が輪っかになった金具を20個 作ります
金具ができたら 多面体の角(つの)の先っぽ それぞれに
小さい穴を開けて 差し込んで 接着剤で固定します
相撲部の大きな手で 細かい仕事を 頑張っております
第三段階
星形12面体の 20個の角を着彩します
狙いは立体の色相環(色立体)を作ることです
自由に着彩する という選択肢もあるのですが
色彩が規則に則って並んだ時の美しさ を今回は実感してもらいたい
多面体を置いたときに水平になる10個の角を
色相環の表と見比べながら 塗っていきます
12色相環を10色相に分けるので
表にない色を考えながら 色を作らなければならない という
実は非常に難しい工程です
赤、黄 は 2種類のチューブがあるので
選択を間違えると色味が変わってしまう
チューブの表記を慎重に確認しております
基本の10色(純色)が塗れたら
片方は白を頂点とする明るい色(明清色)
片方は黒を頂点とする暗い色(暗清色)に塗り分けます
どのくらい白(黒)を加えるのか
白を上 黒を下 にして
高いほど 明るい(明度が高い)
低いほど 暗い(明度が低い)ので
先に塗った色との明るさと比べながら 色をつくるという
これまたムツカシイことをやっております
金具を付ける工程は着彩が終わってからでもかまいません
最後の仕上げ(第四段階)
20個の頂点を ゴムひもで結んでいきます
百均の 手芸用のゴムひも がちょうどよかったです
普通の糸だと 少しでもたるむと ダサくなってしまいますが
ゴム紐は ピンと仕上がってくれるので 完成度が違います
最初に一カ所 ゴムひもを縛り付けて スタート
できるだけ同じところを通らないように 通していくのですが
どうしても2回通るところが出てきます
20面体の辺を一筆書きするのは 数学的に無理なのでしょうか
今度数学の先生に聞いてみよう
(高校は専門家が多いので こういうとき助かります)
頂点をゴム紐で結んで
正確な 5角形が 12個できていれば
組み立てが正確にできていたということにもなります
この大星形12面体に色を付けた色立体ですが
それぞれ反対側の角の色どうしは補色の関係になります
補色というのは言わば真反対の性格の色どうしで
並べると一番目立つ配色です
上の写真では 一番上の青紫(写真では青に見える)と 黄色 の関係
また 平らなところに置いたとき 星形が見えるようにして
星の頭の部分に対して 2本の足の部分は
それぞれが黄金比の角度に近くなります
上の写真では実物と色が違ってしまっていますが
例えば一番上の青紫に対して
足の色(黄緑とオレンジ)の3色が黄金比関係になり
この組み合わせは割と収まりがよいようで
有名なエ●ァ初号機の配色が この配色に近いと思います
私も 配色を決めるとき この色立体に助けてもらってます
12面体の頂点から反対側に3本結ぶと
今回の大星形12面体ができて
その中に20面体があって・・・ など
正多面体を数学的にもっと突き詰めると もっと面白いのでしょうが
美術の授業としては このくらいが限度でしょうか
いろいろ面倒くさい教材でしたが
今回も 野村の生徒諸君は 熱心に取り組んでくれました
この教材(完) 芸術(美術)
5月11日(土)、授業参観、人権・同和教育講演会、PTA総会が行われました。
今年の人権・同和教育講演会は高知県在住のシンガーソングライター堀内佳さんをお招きし、命と人権をテーマにして弾き語りのコンサートを開催していただきました。
軽快なお話と素晴らしい歌声に魅了されました。また、ご自分の経験をふまえた心に響く真摯なお話に、生徒・教員・保護者の皆さま、全てのものが真剣に耳を傾け、命や人権について深く考える時間を頂くことが出来ました。堀内さん、本当にありがとうございました。
コンサートのあと、PTA総会が行われました。休日にもかかわらず学校まで足を運んでいただき、誠にありがとうございました。
畜産科では、岡山理科大学獣医学部と連携して牛の受精卵を採取する活動を行いました。本日(10日)はいよいよ採卵の日。結果は・・・残念ながら受精卵を取ることができませんでした。卵子は採取できましたが(写真3枚目)、受精できていなかったようです。次回に改善事項が生まれました。
この結果を受け、過去の凍結受精卵を移植していただきました(写真4枚目)。
また、今回は地域の獣医の方も来られて一緒に研修をさせていただきました。ありがとうございました。
今年度もシルク博物館と連携し、養蚕学習を進めていきます。
今年度初回はシルク博物館の見学です。
今年度の春の蚕が5/8からスタートされており、3令の蚕を見ることができました。
何度来ても新たな発見があるシルク博物館。
地元産業の価値を充分に知ることができました。
今年もしっかり学んでいきたいです。
5月9日に野村小学校1年生と体験カルチャー教室を実施しました。
今回はサツマイモ苗の定植です。
小学校1年生はとても人懐っこく、高校生と手を繋いで移動したり、ずっとお話したりととても楽しんでくれました。
高校生は畜産科2年生がサツマイモの定植の仕方について説明し、一緒に植えました。
少し力のいる作業だったので、サポートしながら無事植え終わることができました。
収穫は10月です!
本日は、5・6限の2時間をかけて第1回のむら学を実施しました。
講師の先生は以下の2名の方です。
愛媛大学社会共創学部 羽鳥先生
野村地域自治振興協議会 杉田先生
各学期に1回(合計3回)の授業を通して研究体験を行うという内容になっています。
本日は、野村の「撤収力」をテーマにした研究について説明していただきました。
具体的な事例で、しかも身近な野村がテーマになっているということもあり、
難しいと感じていた「研究」について具体的に考えられるようになったのではないでしょうか。
「野村について研究するなら」というワークショップでも、授業の前半・後半で変化が見られましたね。
今後、どのように授業が発展していくか楽しみです。
全校集会が行われました。
まず、愛媛県総合体育大会南予地区予選の表彰が行われました。
続いて、壮行会が行われました。
本校相撲部の三瀬櫻さんが、「第3回全日本相撲個人体重別選手権大会」に出場します。
練習の力が発揮できるよう、野村高校生徒・教職員一同応援しています!!
キノコでは ありません
製本用のかがり台に付ける針山でした
今年度から「クラフトデザイン」という講座が始まります
3年生普通科対象で 週2時間
音楽選択生でも参加できる講座です
製本をメインに 手工芸の楽しさを実感してもらいたくて
今回新たに製本用かがり台を6台製作
13人分のかがり台がそろいました
教科書がわりのテキストは 適当なものがないので 教員作
1時間目は このテキストを各自で和綴じするところからスタートです
数年前にも授業で製本をしたのですが
そのときは5~6名 今回は倍の総勢13人
やや無謀な旅になりそうですが
こんなことを教える学校もそうあるまいし
本を最初から作るというのも 人生最初で最後の体験になるでしょう
何よりこの時代に 自分の手で 確かな感触を持って
最初から最後まで作り上げること を経験してもらいたい
野村の生徒諸君は 根気強く
集中して取り組んでくれるので
見ているこちらもうれしくなります
最初に紙を8枚づつ折っていきます
これを1折丁にして 15 折程 用意します
糸でかがるために 針が通る穴を開けるのですが
今回はまとめて鋸で 浅めにひいて穴を開けます(目引き)
浅いと全部に穴ができない 深いと綴じが緩くなる
向こう側も覗きながら 慎重にひいております
綴じる用意ができたら ひたすら糸で縫い付けていきます(かがり)
少し太めの糸に蜜ロウをすりつけて かがっていきます
途中で糸がゆるんだりしないよう
慎重に丁寧に みな真剣にかがっております
かがり続けていると 次第に動きに無駄がなくなって
いつの間にか 片方の手で 折り丁の開いたところを押さえるようになります
教えた訳でもないのに
いつのまにか 皆がこの形になっていくのを見ると
改めて 手仕事をすることの偉大さ を感じます
試験開けは 綴じ終わったものの 背の部分をのり付け(背固め)して
見返しの紙(表紙と本文との間の紙)を作っていきます
続く・・・
5月12日(日)に靖国神社相撲場(東京都)で行われる「第3回全日本相撲個人体重別選手権大会」に本校相撲部2年三瀬櫻くんが出場します。
この大会は「今年度行われる各世界大会・大陸大会の日本代表選手選考会」として実施されます。三瀬櫻くんが出場する「ジュニア軽量級(高校生80kg未満)」は日本全国からわずか5名しか出場することができません。この大会に出場することができるだけで、大変名誉なことなのです。しかし、三瀬櫻くんは出場で満足することはありません。今年3月に行われた「全国高等学校相撲選抜大会80kg級準優勝」のリベンジを果たすべく、自ら厳しい稽古に励んできました。
学校では壮行会も開催していただき、国語科の千羽孝幸先生(1枚目右端)からは立派な横断幕もプレゼントしていただきました。大会当日は自らを信じて、支えてくれた家族や仲間への感謝の気持ちを胸に、常に強い気持ちで立ち向かい、櫻らしい相撲を取り切ってくれると信じています。
「櫻頑張れ! 櫻ならできる!!」
皆さんも応援よろしくお願いします。