学校生活
本日は「第2回のむら学」がありました。
各学期に1回、合計3回の授業を通して、探究の方法について学ぶという内容になっております。
前回が第1回で「研究テーマ、仮説設定」、今回の第2回は「実験・検証」という内容になっています。
今回の活動は、第1回の講師である杉田様(野村地域自治振興協議会)、羽鳥先生(愛媛大学)に加え、クリス先生(愛媛大学)にも来ていただき、クリス先生中心の活動になりました。
大変ユーモアのある方で、生徒はあっという間に引き込まれていました。ニュージーランドのご出身で、その文化の違いから学ぶことも多くありました。
今回のテーマは「雨の音」ということで、雨が楽しくなるようなレインコートを作って発表するというのが最終目的となりました。
本当に笑いの耐えない楽しい授業でしたが、気付いたら外に出て探究活動をしていましたね。大変印象的で学びのある授業になりました。







3年生 クラフトデザインの「包み(くるみ)製本」
1学期に 途中まで報告していた続きです
前回の報告は 綴じ終えて 背を丸めるところ で終わっていました
背の反対側「前小口」の紙をつまんでずらし
背側を金槌でたたいて丸みを出し
板から少し背を出して挟み 折り曲げるようにたたいて
「耳だし」をします( 最初の難関 )



背の 天(上) の部分に 好みの色のしおりひもを接着
その上から天地に花布(はなぎれ) を接着
背の補強と表紙との接合のために 寒冷紗を接着します

表紙との接着の前に「クータ」という筒状の紙を接着
背の幅の2倍強の幅の クラフト紙 を背に貼り
両側を折り曲げて 互いに接着して 筒状になるようにします
ボンドがはみ出ると筒にならないので 慎重に






ちゃんと筒状になったか確かめて・・

うまくできました


筒状のクータが 背表紙裏と本体の背と それぞれ接合することで
本体と背表紙は接合せず 別々に動くことができ
本の開きがよくなります
中身の部分はこれで完成
続いて表紙を作成します
中身の幅や高さを計測して 表紙の大きさを決めます

背表紙(地券紙)平表紙(ボール紙2枚)を
ちり(中身から表紙がはみ出る部分)など考慮して切ります



表紙用の布に ボール紙を接着する目安の線 を入れます
布は 適度な厚みの物なら 何でも使える
厚めのハンカチ や 思い出の古着でも・・
家から持ってきた布を使う子もいます
(宇和町の手芸店がなくなったのが残念)


貼る位置が決まったら 布に厚紙を接着
高さが揃うように 注意します
耳の部分の 溝の空きは 今回8㎜ にしました

四隅を折り込むために45度に切り落とします


布を表紙に接着する順番は天地が先
横の部分は爪を使って上手に形よく折り込んで接着
市販の本でも この部分で製本の上手がわかってしまう 大事なところ
できあがった表紙と本体を接着します
表紙と中身を別に作って
中身をくるむように表紙を接合するので「くるみ製本」
このあたりの工程は 作業につきっきりだったので 写真を撮れませんでした
溝の部分は こてで 特にしっかり接着し


両方の溝に竹ひご(3㎜幅)を置き
板で挟んで一晩プレスします


きれいな溝が できました
本の開きをよくする 大事な部分
ここが きれいに決まると 完成度が全然違います

最後の難関
見返しの紙を 表紙の裏に接着します
木工ボンドではなく やり直しの効くデンプン糊を使用
小麦粉と水を1:3で混ぜ
鍋でごく弱火で 混ぜながら自作します
液体が糊状になるのを見た 料理が好きな Y 君が
「ホワイトソース!」その通りです さすが!

見返しに手際よく刷毛で糊を塗って プレスします
(ここも写真をとる余裕なし)
宇和高の M氏 からいただいた 大きなプレス機が大活躍
おかげで この人数でも 講座が成立しました(大感謝)


みんなうまく接着できました


ALT のキャサリン先生
1学期いっぱいの ご勤務なので ちょっと早めに完成
見返しに 猫の足跡のスタンプ


一応これで製本は完成ですが
今回せっかくなので 「蔵書票」をつくります
日本ではなじみがありませんが
西洋には 自分の蔵書に 版画でできた蔵書票を貼ったり
コレクションする文化があるそうです
世界にひとつだけの 自作の本なので
とことんやってみましょう
↓ 手描きの原稿

コピー機で縮小し 白黒反転させたもの などを使います






初めての本格製本でしたが
野村の生徒諸君 みんな一生懸命作ってくれました
けっこう手間はかかりますが
「正しく手順を踏んで 丁寧に作れば ちゃんとしたものができる」
ということを 実感してくれたと思います
2冊目は もっと手間のかかる「帳簿製本」
現在 花布を編み終わりかけたところです



3年クラフトデザイン「包み製本」 完
芸術(美術)
学校生活
11月21日(木)、野村中学校・城川中学校の2年生を本校にお招きして学校説明や授業体験、部活動体験などを行う「野城フレンドリースクール(FS)」が行われました。
中学生の皆さんは各行事に一生懸命に取り組んでくれました。本日は御来校、誠にありがとうございました。



同窓会館(あやぐも館)で学校や畜産科の説明を聞いた後、農場施設の見学へ。



授業体験の後は部活動体験。動物ふれあい部、ウサギなど動物に癒やされる人、多数。



体育館ではバドミントンとバスケットボールを体験。


屋外ではソフトテニスやサッカーの体験も。


相撲部は先輩の見本のあと、実践です。



吹奏楽に美術、情報ビジネス部(ワープロ検定に挑戦!)、この他にも野球部や箏曲部なども体験しました。
訪問してくれた中学生の皆さん、野村高校でお会いできる日を楽しみにしています!!
畜産科
岡山理科大学の教授に来ていただき、牛の採卵、受精卵移植をしていただきました。地域の獣医さんも来られ、高校生も含め、専門的な知識を学ばせていただきました。今回受精卵を採取したのは、和牛です。その受精卵をホルスタイン種未経産牛に受精卵移植しました。こうすることで、母牛の負担を軽減することができ、(和牛の産子は小柄なため)子牛についても交雑種よりも高値で取引されるため、経営面から考えてもメリットがあります。
先進的な学習をさせていただきました。ありがとうございました。




魅Can部
大相撲九州場所も後半戦に入り、本校卒業生の風賢央・風佑城も健闘しております。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
さて今月26日(火)・27日(水)に西予市乙亥会館において、「第173回乙亥大相撲」が行われます。日本で唯一のプロアマ対抗戦が行われ、今年は西予市合併20周年記念行事も併催されるため、さらに盛り上がることが予想されます。そんな中、本校相撲部は乙亥大相撲に向けて練習されている方々と、交流させていただいております。
今回は、野村小学校の児童の皆さんとの交流の様子を紹介します。限られた時間ではありますが、相撲の基礎から取組の流れまで、相撲部員が手本を示しながら交流を深めました。最後の取組では、相撲を取りたい児童が多すぎて、時間が足りないほどの大盛況となりました。小学生が楽しそうに相撲に取り組んでくれる様子を見て、私も大変うれしい気持ちになりました。
大会当日の皆さんの活躍を期待しています。そして、この乙亥大相撲をきっかけに「相撲をやってみたい」と思ってくれる小学生が一人でも多く出てきてくれることを心待ちにしています!本校での相撲体験も大歓迎です!みんなの力で、乙亥大相撲を盛り上げよう!!



畜産科
部活動
11月17日(日)愛媛県県民文化会館にて、高等学校総合文化祭 日本音楽部門発表会が行われました。
本校筝曲部も演奏してきました。演奏した曲は「カプリッチオ」。
この日のために練習してきたことを十分に発揮できたと思います。

上位3校に入ることはできましたが、全国への切符は逃してしまいました。
悔しい気持ちでいっぱいですが、皆様への感謝を忘れず、これからの練習に励んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。
畜産科
畜産科
今日は朝から畜産科2年生が芋焼酎「あやぐも」用のサツマイモの収穫実習を行いました。
今年は媛囃子の方も来られて一緒に収穫実習を行いました。
今年のサツマイモの出来はばっちりです。
明日には媛囃子さんに出荷し、醸造作業に入ります。
今年もおいしい「あやぐも」になるよう、明日の収穫実習も頑張ります!
魅Can部
動物ふれあい部です。
下の記事でも紹介されたように、16日(土)に移動動物園を実施しました。
少しずつ地域のイベントに呼んでもらう回数が増えてきて嬉しい限りです。
今回のイベントもちぬやパークでの開催ということで、子どもたちもたくさん来てくれて盛り上がりました。
移動動物園はこのようなイベントと相性抜群ですね。うさぎクッキーもあっという間に完売しました。
時期にもよりますが、是非動物ふれあい部移動動物園を地域のイベントに呼んでください。
次は、11月23日(土)まつやま産業まつりに出展します。





