令和6年度 愛媛県高等学校陸上競技新人大会 結果
2024年9月20日 16時40分新チーム始動
9月14・15・16日の3日間、県総合運動公園陸上競技場で 競技してきました。
それぞれが、持てる力を出し切り、自己新を達成する種目もありましたが、決勝には届きませんでした。
今後冬季トレーニングで力をつけて、来年度県総体に挑みたいと思います。
9月14・15・16日の3日間、県総合運動公園陸上競技場で 競技してきました。
それぞれが、持てる力を出し切り、自己新を達成する種目もありましたが、決勝には届きませんでした。
今後冬季トレーニングで力をつけて、来年度県総体に挑みたいと思います。
連日35度以上の猛暑の中、福岡の地で全国のアスリートと交流することができました。
福岡心瑛も和氣洸太も全国大会という舞台で、持てる力を出し切って競技することができました。
全国で戦うには、全国で戦える力をつける準備が必要です。その意味ではまだまだ力不足であったことは確かですが
全国大会という最高のステージに同じように立てたことも確かです。
競技後の二人の顔には安堵感と充実感が感じられました。
県内の陸上競技選手の各種目トップを決める大会が行われました。中学生、大学生、一般も含めすべてのカテゴリーの選手が出場し、それぞれのチャンピオンを決める大会であり、四国選手権、日本選手権へと続く大会です。 四国大会でインターハイを逃した上田は、その悔しさをこの大会にで晴らすべく、鍛錬してきました。結果、見事にリベンジを果たし、自己新で優勝することができました。上手くいかないことや、失敗したことをそれで終わらせず、必死で次に向かった姿勢がこの結果を生んだのだと思います。逆にいいことが続けば自然と心が緩み、慢心が生まれます。まさに「禍福は糾える縄のごとし」全国大会に向かう二人には気を引き締め、しっかりと全国大会で勝負してほしいと願っています。
大会1日目 5000mW 上田 文也
県1位になってから四国大会までの2週間、正確な歩形での歩きに取り組んだ。 ウォーミングアップの動きもスムーズでバランスも良い、自信を持ってスタートした。レースは、22分台前半の速いペースで進む。予想ではもう少し早い段階で人数が絞られるはずだったが、さすがに四国大会になると皆がギリギリのところを攻めてきて、4000mを過ぎても7人が先頭集団を形成する熾烈な展開となった。競歩を始めて1年にも満たない上田にとって、苦しい中で粘らなければならない展開に経験値と練習期間の差が出た。じわじわと集団から離れてしまったところで気持ちが途切れた。全国には届かなかったが警告は1枚もなく、四国の中で立派に正々堂々と勝負できた。
大会2日目 3000m障害 福岡 心瑛
県大会のアクシデントの痛みも消え、前日までの調整の手応えもあった。しかし、思っている以上に本人の中に重圧があったのだろう。昨年も県1位として挑んだ四国大会で全国を逃している。重ねて気温と湿度が高く予選では軽い熱中症の状態が出て、4位で予選を通過することはできたが、その走りに精彩はなかった。後で本人は「人生で一番緊張してうまく走れなかった」と振り返っている。 決勝までの時間にやれる手立てを全て整え、決勝のスタートラインについた時には不思議と予選よりも表情が良く、スタート後も良いリズムの走りで落ち着いて先頭集団でレースを進めた。2000mまでに6位以内の全国進出を決め、ラスト一周の水壕を2位で駆け抜け2位入賞を果たし、歓びを爆発させた。
大会3日目 やり投げ 和氣 洸太
プログラムランキングの中で58mを超えた投擲をしているのは3人しかいない。その上調整状態も良く、身体の動きや、やりの軌道も安定した様子で、当日のウォーミングアップにおいても良い表情と状態で終えることができた。しかし、始まってみると1投目の54m87を2投、3投目と投げても超えていかない。決して助走のリズムや投擲フォームが大きく崩れているわけではなく、やりが伸びていかないのだ。本人は「若干違う」と競技中言葉を交わす中で、微妙な違いを表現していた。
和氣の記録が伸びない中、ランキング外からベストエイトに残った選手が記録を伸ばしていく。そんな中での焦りのようなものもあったのかもしれない。4、5投と依然記録を伸ばすことができない上に、6投目で他の選手が更に記録を更新し、7位まで順位を下げてしまう。本当に後がなくなった最終投擲、和氣のやりが地面についた瞬間、スタンドに大きな歓声が上がり和氣が満面の笑みで両手を上げて選手控え場所に戻ってきた。
記録は59m62。自己記録を1m54cm更新しての優勝を決めた瞬間だった。
顧問としてそれぞれの挑戦に携われたことを本当に幸せに思う。選手自身もこの大会を通じてどれだけ周囲の人に支えられ、応援されているのかを実感できた大会だったのではないだろうか。
結果の良し悪しではなく、ひたすらに努力したこの一年に胸を張って欲しいと強く感じた。 文責 中島
大会1日目 5000m競歩 4×100mリレー
上田は今までできなかった2000mからの粘りを、県大会で初めて克服し自己ベストを1分以上短縮して県チャンピオンになった。それは、1週間前に丸山での最終調整練習で手応えある練習ができたからであるし、何より毎日の積み重ねの中で苦しい練習から逃げずに向き合ってきた結果だと思う。この結果を自信にして、四国大会に挑んで欲しい。4×100mリレーは、1年生太田を加えた新チーム。しっかりとバトンをつなぎ、南予地区予選より記録を短縮することができた。
大会2日目 3000m障害 400mハードル 4×400mリレー
南予地区予選から更に調子を上げて臨んだ県大会。福岡は調子の良さと自信を漲らせていたが前日の1500mの予選レースで、他校選手との接触があり、アクシデントを抱えてしまう。その状態での予選、決勝は相当なプレッシャーがあったはずだが、見事決勝の残り1000mでの飛出しで後続を引き離し優勝を勝ち取った。山本は決勝に残るべく南予地区予選からの1ヶ月、1台目までのアプローチを入念に準備してきた。しかし県大会の予選となると周りの速さが異次元のレースになる。決して遅くない走りでもインレーンの選手に追い越されると焦りが出て、3台目のハードリングをミスしてしまい、思うタイムに届かなかった。赤松は自己ベストの走りができた、まだ2年生、次の新人戦に経験を生かしてもらいたい。マイル(4×400mリレー)は400mハードルのケガで出場できない山本の分をチーム全体でカバーし良いバトンリレーができた。
大会3日目 やり投げ
和氣は、今大会野村3人目の県チャンピオンとなるべくやり投げに挑む。 ランキングは1位。1投目からトップになり、その後56m、4投目に58m03を投げて入賞は確実となる。 ベストエイトに絞られての最終投擲でライバルが58m40の投擲をする。最終投擲で、スタンド一体となる手拍子の中、挑んだ一投は57m80。37cm差での2位となった。しかし投擲内容は非常に安定してきている。この状態を維持して四国大会では更なる記録更新を狙ってほしい。
大会3日間を通して、この冬に鍛錬してきた成果が、2年生の時よりも心も身体も強くなったカタチで現れた。勝負は長期的な積み重ねの中で勝ち取るものだと改めて感じることができた県大会だった。次の四国大会。細心の注意を払い、納得のいくレースができるように調整させたい。 文責 中島
いよいよインターハイ予選の始まりです
そのファーストステージ南予地区予選3日間が終わりました。それぞれが予定通り県大会へと駒を進めることができました。
今後更に体調を上げていき、四国大会、全国大会へと向かっていきたいと思います。
文責 中島
本格的に令和6年度のトラックシーズンが始まりました。3連戦を終えて調子も徐々に上がってきています。南予地区予選まであと2週間、しっかりと更に調子を上げていきます。
あ
四国大会という舞台で、今の自分の力がどこまで通用するのか。その手ごたえを、それぞれがしっかり成果としてつかむことができた2日間のレースでした。
あ
福岡心瑛さん 3000m障害 優勝 5000m 第3位
自分が望むレース展開をしっかりと考えて口に出すことや、レースの中で一瞬を諦めない粘り強さを出すことができるようになり、日々の成長を感じさせてくれました。1秒を、0.1秒を、互いに争う競技だからこそ、明確な目標や自分を奮い立たせる心が何よりも大切になる。3000m障害の大障害では、水しぶきがほとんど上がらないことに対して、県外の高校生たちが感嘆の声をあげていました。応援しているこちらを、とても誇らしい気持ちにしてくれる走りでした。
和氣洸太さん やり投げ 第2位
自己ベストには届かずでしたが、常に安定して50mを超える記録が出てきました。まだ力が足りなかった時はうまく投げられなかった重めのやりも、身体ができあがり、力が付きつつある今では、自分の実力を発揮できるものとして扱えるようになりました。投げる前のルーティンワークや声出しも堂々としていて、力強さを感じさせてくれます。自分の可能性を信じて、目指す目標へ。そして、さらにその先へ。
上田文也さん 5000m競歩 第6位
競歩を始めて2回目のレース。自己ベストを更新し、さらなる自分の可能性と成長を実感できたレースになりました。十分に練習ができず、もどかしい日々を過ごした中での本番でしたが、最後まで前を向いて歩き続けてくれました。終わった後も、「まだできる」「次はこうしたい」「もっと自分も」と、意欲的に次を見据える気持ちがあふれる試合になりました。冬の鍛練を乗り越え、またひとつ強い自分へレベルアップです。
あ
大会のたびに、まだまだ自分たちよりも上の実力の選手がいる、自分たちよりもハードな練習をこなしてスタートラインに立つ選手がいる、ということを改めて目の前で実感している選手たちです。でも、同時に、それは決して自分たちに届かないレベルではない、決して自分たちにできない努力ではない、ということも感じている選手たちです。この冬の積み重ねが、来年の自分たちを形作る。次の舞台へ向けて。NEVER SAY NEVER
文責 陸上競技部副顧問 黒川由希帆
まだまだ残暑が厳しく30度を超える厳しい条件の中、6名それぞれが今持てる力を精一杯発揮してきました。
夏季休業中にしっかりと鍛錬した結果が記録につながり、それぞれが自己新記録やそれに近い記録を出すことができました。
今シーズンのトラックレースも残り少なくなり、既に来年度に向けてそれぞれが課題づくりをして練習に取り組んでいます。
次の四国新人大会に出場する3名は、来年度の四国大会の前哨戦としてしっかりと戦ってきたいと思います。
文責 陸上競技部顧問 中島
8月3日 天候は雨、時々強く降る状況の中、予選が行われました。台風の余波で時々方向が定まらない強い風が吹き、コンディションとしては難しい状況の中、持てる力を精一杯発揮してきました。
愛媛県代表、四国ブロック代表となりこの場所にたどり着くのは、運も実力も必要です。2年連続で全国大会に出場し、そしてその代表として堂々と競技をしてきました。
自己ベストには届きませんでしたが、競技を終えた彼女の顔には満足感が伺えました。来年度もこの舞台で活躍する選手が生まれてほしいと願いながら北海道を後にしました。
文責 陸上競技部顧問 中島